ドイツのアーヘンにはLindt(リンツ)のチョコレート工場があります。Lindtはスイスのチョコレートメーカーですが、製造拠点はドイツにもあります。個人的に一番好きなチョコレートメーカーはLindtだったので、アーヘンで仕事をするようになって、チョコレート製造工場があることを知った時は、本当に嬉しかったです。なぜならこの工場にLindt製チョコレートのアウトレットが隣接されているからです。当然アウトレットなので、チョコレートの値段は通常よりも安く購入できます。しかも大量のバラのチョコレートの詰め合わせや板チョコの詰め合わせをそれぞれ1kgを袋にまとめて売っているので、クリスマス前には大勢のお客さんがこのアウトレットに来て、沢山のチョコレートを買っていきます。
今回はlindtのアウトレットで購入した濃厚チョコレートプリンBudinoのもとを買ったので、自宅で作ってみました。
Lindt Budino Al Cioccolatoの作り方
【材料・用意するもの】
プリン型4個分
Lindt Budino 1箱→→→の中にミックスが95 g
牛乳 500 ml ※1
※1 濃厚プリンにしたい場合は生クリーム200 ml + 牛乳300 mlにします。
【作り方】
- 鍋にミックスを入れます。
- 100 mlの牛乳をミックスの入った鍋に入れて混ぜます。いきなり500 mlの牛乳を入れてしまうとダマになってしまうので、少量の牛乳を入れて混ぜる事でダマになるのを防止します。
- 残りの牛乳400 mlを鍋に入れて、火にかけながら混ぜ合わせます。
- 混ぜながらフツフツと液が煮立ってきたら、火をけしてプリン用の型に液を流しこみます。
- プリン液の粗熱が取れるまで室温で冷まします。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて2時間冷やし固めます。
- プリンが固まったら器に盛りつけて完成です。
れいのおすすめ度
このレシピを見て下さる読者さんに向けて、どれだけおすすめできるかを☆の数で示しています。
「Lindt Budino Al Cioccolato」のおすすめ度は星4つです。
今回生クリームを入れて濃厚に仕上げたのでとても美味しかったのですが、Lindtにしては普通な感じがして、こんなものなのかな?って思っていました。もしかしたらLindtのチョコレートがとても美味しかったので期待をし過ぎたのかもしれません。日本のココアパウダーを使って同じようにチョコレートプリンを作った時に味に違いがあるのかとても気になってしまいました。機会があれば市販のココアパウダーを使って作ってみたいと思います。
ところでBudinoとは?
Budinoはイタリアのスイーツで濃厚でクリーミーなカスタードまたはプリンのことみたいです。(Wikipediaより)
パッケージの写真からもプリンのことかなと思いましたが、予想通りでした。ドイツには日本のようなプリンがないと以前書きましたが、日本のプリンの根源はイタリアにあるのかなと思い調べていたのですが、答えはでず。ドイツではプリンのようなものはこのBudinoのように「プリン」とは書かないのだなと思いました。ドイツのプリンは別のものだからなのかなと思います。4つ入りで容器を分割して、1個にできるタイプ、日本では4つ入りのヨーグルトみたいな容器で、ドイツにも同じようなものがあります。4つ入りのチョコレートプリンかな?と思ってかったものはやっぱりクリーム状で、それはプリンとは言えなかったです。
フランスにはクレームブリュレなど、プリンに近いものがあるので、もしかすると一部の欧州の地域には一般的な食べ物なのかもしれません。ちなみにドイツのスーパーでクレームブリュレが手軽に買えます。ドイツ滞在中はプリン代わりにクレームブリュレを食べていました。上の焦がした飴の部分がカラメルソースっぽくってプリンを彷彿とさせていました。