【レシピ】ドイツのカシューナッツミルクで作る簡単プリン

レシピ

試しに買ってみたカシューナッツミルクがそれほど美味しくなく、甘みもあまりないため普通に飲むのも厳しそうだったので、加工してプリンにしてしまいました。

ドイツには牛乳以外にも豆乳が売られています。私がよく行くスーパーマーケットにも豆乳ドリンクが売られています。味はオリジナル(プレーン)、バ…

今回は非常に簡単に作れるカシューナッツミルクプリンのレシピをご紹介します。

簡単カシューナッツミルクプリンのレシピ

【材料】プリン型4個分

卵 2個

砂糖 大さじ3杯

カシューナッツミルク(これはプリンの種類によって、アーモンドミルク、豆乳、普通の牛乳等を使ってもいいと思います。)250 cc

バニラエッセンス 適量

*1 ドイツではバニラエッセンスがない場合が多いので、砂糖の代わりにVanille Zukker(バニラ砂糖)を使ってもよいと思います。

*2 もし濃厚なプリンにしたい場合、50 ccほど生クリーム(動物性脂肪のもの)を追加するとコクが出て美味しくなると思います。牛乳等を減らす必要はありません。

 

【作り方】

1. 卵を割って溶きます。砂糖、牛乳、バニラエッセンスを入れて混ぜます。

2. プリン液をコシキに注いでプリン容器に流し込みます。

3. フライパンにお湯を入れ火にかける。お湯の量はプリン容器の2/3くらいつかるくらい。お湯がぐつぐつしてきたら弱火にし、プリン容器をフライパンに入れる。

4. 蓋をして10分弱火で蒸し、その後10分火を止めて待つ。

5. 冷蔵庫でプリンを2時間ほど冷やして完成です!

 

注:あまり沸騰したお湯の中に入れると、気泡(ス)が入って、滑らかになりません。温度調節が難しいです。

 

れいのおすすめ度

このレシピを見て下さる読者さんに向けて、どれだけおすすめできるかを☆の数で示しています。

では今回の「簡単カシューナッツミルクプリン」は

星3つ半です。

凄く簡単なのがこのプリンの良いところですが、カスタードプリンが好きな人にはあっさりしていて物足りなく感じるかもしれません。昔ながらの素朴な味と言えます。少しでも濃厚なプリンが好きな方は生クリームを入れると良いと思います。

あと上にも書いたのですが、プリンを蒸す温度調節がプリンの滑らかさに関わってきます。強火で沸騰したお湯でプリンを固める方が素早くプリンを固めることができますが、スが入って舌触りが悪くなってしまいます。弱火でコトコトゆっくりプリンを固めた方が滑らかになって美味しくなります。

弱すぎても固まらないし、強すぎても滑らかにならない。火加減がこのプリンを作る上で一番難しいかもしれません。蒸し器を使う方が火加減の調整があまりなくて難しくないかもしれません。電子レンジでもプリンを固めることが出来ると思いますが、どちらも実施していないので、もし実施する機会があればこの記事に追記するようにします。

プリン液の方は全く作ることが簡単ですが、プリンを作ることは奥深いなと感じます。

ちなみにカラメルソースは人生で一度も成功したことがありません(涙)。カラメルソースが茶色くなり始めて少し煮詰めていると飴になってしまい、失敗してしまいます。どうすれば、茶色くて飴にならないカラメルソースが出来るか、誰かコツを教えてください。(笑) カラメルソースをかけるとこのプリンはより美味しくなると思います。

ドイツのプリンは日本のプリンとは違うもの

ドイツのスーパーでプリンを買って食べた時は驚きました。ドイツのプリンはクリーム状で触感も違えば、味も異なります。味はバニラ味。クリーム状なのでプリン独特の固さはありません。ドイツ人の友人の自宅に上記のレシピでプリン(牛乳で作ったもの)を作って持っていった事があります。その時に友人が言ったのは、「プリンと言っていたけど、想像していたものと違った。」でした。やはりドイツのプリンは日本のプリンとは違うことが分かりました。

ドイツでは日本のプリンが食べられないので、自分で作るしかないのですが、プリンに似ているものでドイツに行っているのはクリームブリュレです。これはフランスのデザートですが、ドイツでは比較的容易にスーパーで買えます。

またイタリアに旅行で行った際に、日本のプリンに近いものがスーパーに売っていました。

上記の画像がイタリアのスーパーで買ったプリンです。パッケージの写真からこれはもうプリンとしか言えません。

蓋を開けるとやはり見た目はプリン。そして食べてみると日本のプリンの味でした。

もしヨーロッパに住んでいて日本のプリンが食べたくなったら、イタリアに旅行するついでにスーパーでプリンを買ってみるといいかもしれません。